子供のとびひに効く薬や治療法は?原因・対処法を正しく知ろう!
いつもありがとうございます。管理人のりんです。
梅雨入りして蒸し暑くなってきましたね。
つい先日、2歳の息子が初めてとびひになってしまいました。
はじめは単なる虫刺されだったはずなのに・・・
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子供の夏の皮膚トラブルに多く見られるとびひ。
これからの季節、特に注意が必要です。
今回は、とびひに効く薬や治療法など、我が家の経験をもとにまとめてみました。
とびひの原因って?
とびひは正式には伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)と言います。
虫刺されやあせもなど、かゆい部分をかきむしってひっかき傷ができることで、傷の部分に細菌が感染します。
他には、鼻風邪や鼻炎などで鼻の入り口をこすったりひっかいたりして傷つけてしまうと細菌感染が起こります。
細菌に感染したところに水ぶくれができて、やぶれてジュクジュクした状態に((+_+))
このジュクジュクしたところを触った手で他の部分をひっかくと、そこにも水ぶくれができてしまいます。
すると、飛び火のように体のあちこちに水ぶくれが飛んで広がっていきます。
これが名前の由来ですね。
とびひの原因となる細菌には、黄色ブドウ球菌や溶連菌、MRSAなどがあります。
夏は虫に刺されることが多いので、夏場に多く見られますが、冬でも細菌は存在します。とびひには年中なってしまう危険があるので油断できませんね。
我が家の坊ちゃんの場合は、最初にくるぶしあたりを蚊にかまれてしまいました。
かゆいからかきむしって、足のいろんなところをひっかいたんでしょうね。
気づけば、ふくらはぎ、ひざ、ひざ裏とその日のうちに、数か所にわたって同じような傷が点在してました。
とびひとわからない私は、蚊にいっぱいかまれてかきむしってひどくなったんだなぁと思ってました。
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とびひの治療法や薬は?
とびひの治療法は、抗生物質の入った軟膏や飲み薬を病院で処方してもらうのが一般的です。医師の指示に従ってケアしてください。
我が家の場合は、傷が点在した翌日にかかりつけの小児科に息子を連れて行ったところ、とびひと診断されました。
初めて聞く病名にうろたえましたが、かきむしったんでしょうなぁ。と一言。
塗り薬と飲み薬を処方されておしまい。意外とあっさり済んでしまいました。
ちなみに、処方された薬がこちら。
・塗り薬⇒デルモゾールG軟膏+黄連ワセリン
セフジニル細粒は、セフェム系の抗生物質で細菌による感染症の治療に用います。
デルモゾールG軟膏は、皮膚の化膿や炎症を抑える薬でステロイド剤で、漢方薬の黄連と混ぜてありました。
(息子がアトピーと診断されてから処方してもらってる薬でもあります。)
とびひにはステロイド剤は効果がないとか悪化するなどの情報もあるようですので、かかりつけ医の指示に従ってくださいね。
息子は特に問題なく、すっかりよくなりました。
飲み薬に使用される抗生物質には、セフェム系以外にペニシリン系(パセトシン細粒など)もあります。しかし、これらに抵抗する細菌MRSAによるとびひの場合は薬が効きません。
ホスホマイシンという抗生物質が効くようなのですが、初診で処方されたのがセフェム系やペニシリン系だと悪化の一途をたどるようです。
処方されたお薬だからと信じ込まず、少しでもおかしいと感じたら再受診してくださいね。ママがこのことを知っているだけで、お子さんの症状を早く治してあげられますから。
あとがき
我が子がとびひになるとは思ってもみませんでした。
単なる虫刺されからとびひになってしまうんですね。
お子さんがとびひになってしまった時は正しい知識を持って対処してあげてくださいね。MRSAによるとびひがあることをお忘れなく。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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