愛を乞うひと2017ドラマが泣ける!面白くも感動し涙した感想その理由とは
こんにちは。りんです。
2017年、見ごたえのあるドラマにめぐり逢いました。篠原涼子さん主演ドラマ『愛を乞うひと』あらすじを見ただけでも世のママたちは興味を持ったのではないでしょうか?
予告で流れていた篠原涼子さん演じる母親が、子供を虐待するシーンには衝撃でした。子供を育てる親として、幼児虐待はあってはならないことだと思っています。
しかし、そうなってしまった親の気持ちが全くわからないわけでもない…
ドラマ『愛を乞うひと』の感想は様々だと思いますが、篠原涼子さん同様、同じ母親としての意見を書き連ねたいと思います。
スポンサードリンク
ドラマ『愛を乞うひと』泣けた!感動
もう、ずっと感動しっぱなしでした(^^)
ひどすぎる虐待に目を背けたくなりながらも目が離せない。私を含め子を持つママはどんな気持ちで見られましたか?
Twitter上でもかなり話題になっていました。
愛を乞うひと、う〜ん、良かった。場面場面で感動するとこあった。母親はただ一度も愛を受けたことがなくて、本当に愛を知らなかったんだろうし、娘は小さい頃に受けた愛を知っていたから自分の娘を愛することが出来たのかなって。育ちと性格の違いがよくわかる…。
— うにゃ (@unyanai) January 11, 2017
https://twitter.com/natty__natty/status/819183000730513408
愛を乞うひと、、、すごかった、、はじめ強烈すぎて、、、でも感動😌家族みんなで真剣にみてた😄😄😄ハハハ
— ❁あみ❁ (@tanapipi_03) January 11, 2017
https://twitter.com/_ootani_soft_/status/819180370100748288
https://twitter.com/1126_yusato/status/819175471707365376
https://twitter.com/I_am_a_sari8/status/819160801164464129
https://twitter.com/y_y_y_y_m/status/819158801794220032
皆さん、いろいろと思うところがあったと思います。
主演の篠原涼子さんの意気込みを最後の方に掲載していますが、篠原さん自身も見てくださった方々になにか感じていただければ。と話していましたから、ドラマを見てこうやっていろんな気持ちや意見が生まれたのはすごくよかったんじゃないかなぁと。
幼い頃の照恵(鈴木梨央ちゃん)のとまどう演技や虐待される姿がたまらなかったですね。
布団たたきで思いっきり叩かれたり、髪を引っ張られたり…書いてる今でも、ひどすぎる光景に胸が苦しくなります。
実際に今この瞬間にも虐待にあっている子がいるかもしれない。そう思うとやりきれない気持ちでいっぱいにもなってしまいます。
母・豊子の虐待に耐えかねて、自殺を図ろうとして「パパ、迎えに来てよ。」と涙するシーン。虐待にあったことはないけれど、迫真の演技にこみ上げるものがありましたね。
どうして私は暴力を振るわれるのか?こんな目に遭わなければならないのか?
幼い子供がいくら考えても答えにはたどり着けない―
どうしていいかわからない。葛藤、悔しさ、悲しみ、絶望。言葉では簡単に言い表せない。
「生みたくなかった。誰の子かわからない。」と言われた照恵はさぞツラかったでしょうね。私にその気持ちは到底推し量れないけれど…
台湾にわたって、父の本当の子だとわかった時は、なんともいえない気持ちになりました。
虐待することでしか愛を確かめることができなかった豊子に同情してしまいます。
自分が望んで生まれた子じゃなかったと思っていただろう照恵にとって「太陽に恵まれる子になるように。」との思いから照恵と母が名付けてくれたことを知れたのはすごく大きな意味があったと。
花火のドーンと打ち上がる音に怯えてしまう照恵。
母からタバコを手に押し付けられたあの夏祭りから花火が怖かった照恵が花火をきれいだと思えるようになった。
これだけでも、照恵の中で少しずつ母への思いが変わってきていたんじゃないかと思いましたね。もちろん、虐待された過去は消えないし、心の傷もそう簡単にはなくならない。ただ、過去を知り、本当の母を知ることでこれからの照恵の人生が今までとは違ったものになっていくのは間違いないように思えました。
クライマックスは
ずっと過去の記憶を忘れよう、忘れたいと思っていた照恵が、もう逃げないと決めて母・豊子に会いに行く。
会ってからも豊子は気づかず、照恵は面と向かって母を見れない。
思い出の「~これが、銀座のカンカンむすめ~」を歌う照恵に、豊子も気づくが…。
照恵と名前を呼ぶわけでもなく、お母さんと声をかけるわけでもない。
照恵はお勘定をして、「さよなら。」とひと言。
豊子は「娘さん?」「かわいいね。」と
横で見ている深草がこれでいいの?と言わんばかりでしたが、視聴者の皆さんもそう思った人が多かったはず。
衝撃のクライマックスがこれで終わりでいいの?と。
「愛を乞うひと」、ストーリーは壮絶だけど、ドラマの演出としては弱かったなぁ。懐古シーンが多くて、後半のクライマックスが足りない、こんな印象。
もっとドラマチックなやり方があったんじゃないか、と。すごく期待していたのに、勿体ないとしか言えない。— ころ (@King2Yanyan) January 11, 2017
愛を乞うひと。衝撃のクライマックスではなかった
— ako (@akoakurika) January 11, 2017
私もそう思いましたが、最後の照恵の言葉でなんとなく納得。
「ちっちゃくなってた。もっとおっきくて強くて― でもちがってた。色々言いたくて、色々聞きたくて―でもどうでもよくなっちゃった。」
「あの人に愛してほしいなんて、かわいいねって一度でいいから言ってほしい。って」
豊子が深草のことを「かわいいね。」と言ってくれていてよかった。
そのひと言が聞きたくて、そう言ってほしかった照恵の気持ちは楽になったと思いたいですね。
なんか、見ながら書きなぐったようになってしまいました(;_;)
https://twitter.com/_RxxP11_/status/819192798842736640
愛を乞うひと終わった….最後はあれでよかった….
ああゆうエンディングならええね(*´罒`*)
お父さんともう1回会ってみたいという思いが少し出てきたけど(笑)— ななしちさん…。⚀⚁⚂⚃⚄⚅ (@masiro_kurona) January 11, 2017
ドラマのラストシーン、映画とは違う趣きですが良かったと思います。篠原さんの照恵も、そして最後の豊子はすごく良かった。ドラマという制約の中で最大限に。願わくばあの二人をもう少し、見つめていたかったです。「愛を乞うひと」
— KADOKAWAの電子書籍情報 (@KADOKAWA_denshi) January 11, 2017
スポンサードリンク
『愛を乞うひと』を見た感想まとめ
泣けた!感動した。演技がすごかった。で終わってしまってはいけないドラマだと思いました。
豊子は照恵を虐待したくてしていたわけではなかった、と。
ただただ、愛し方がわからなかったんだ、と。
照恵が生まれた時、可愛いと思ったのが豊子の本当の気持ち。誰だって、自分の子供が生まれた時は心底嬉しかったはずです。可愛いと思ったはずです。(例外もあるとは思いますが)
でも、子育てをしていく中で、思い通りにいかないことがたくさん出てくるんです。子供が言うことを聞かないとか、思うように自分の時間が持てないとか、計画通りにことが進まないとか。
そりゃ、イライラが募ることだってありますよ。
そんな時、豊子は照恵に怪我をさせてしまった。自分でもどうしてそうなってしまったのかわからなかったと思うんです。
子供がうるさくて衝動的に叩いてしまった―
子育て中のママなら、一度は経験があるんじゃないでしょうか?叩いたことなんてないというママはもちろん立派だと思います。
でも、母親だって人間です。完璧なんてありえないと思います。
私も正直、経験があります。衝動的につい、ということが…
ただ、そこで終わっちゃいけないと思うんです。子供はとてもショックを受けていますよね。
私はそうなってしまった時、子供にちゃんと謝りました。「今のはママが悪かった。」と。
そして、「大好きだよ!」とギュッと抱きしめました。
もちろん、子供のしたことに対して「こうだから、いけないことだったよね。」とわかるように説明も付け加えて。
子供はギュッとされる。それだけで安心できるんですよ。ママの体温を感じながら、ママの愛を感じられる。私はそう思ってます。
息子は今4歳ですが、言うことを聞かないことがやっぱりあります。叩くことはしませんが叱ります。すると、シュンとなってしまいます。
でも、しばらくすると「ママギューってして!ギューってしたい!」と甘えてくるんです。かわいすぎ(*^^*)
息子なりにママの愛を確かめてるのかなと思ってます。嫌いにならないで!ママが好き!というメッセージと共に。
今の時代、子育てって母親への負担が大部分を占めていると思いませんか?
共働きであれば、育児休暇をとるのは当然といっていいほど女性の割合が大きいですよね。女性が働きやすいようにと国や行政・企業も動き出してはいますが、男性が育児休暇をとるのはまだまだハードルが高いです。
昔に比べて核家族化も深刻で、都心に住む人ほど祖父母に頼れないのが現状。パパとママのふたりだけで子育てをしていかないといけない家庭が多いです。
子供が1歳になるくらいまでは、家の中で子供とママがふたりだけで一日の大半を過ごす人も少なくありません。はじめての子育て、不安もある中、ママは試行錯誤しながら奮闘します。
パパの理解も重要ですよね。子育てはママに任せるなんてスタイルだと、ママはいつかパンクしてしまいます。
仕事で疲れて帰ってくるパパですが、パパの子でもあるんですから積極的に育児に参加してもらう必要もありますよね。というより、するのが当たり前だと思うんです。
「今日一日こんなことがあって大変だった。」というママの愚痴をただ「うんうん。」と聞いてくれるだけでもいいと思います。それだけでママは楽になれるしパパはわかってくれてると思えます。
少し話が逸れてしまいましたが、子供を叩いてしまったから即虐待につながるかというとそうでもないと思います。そうなった時、話ができる人が近くにいれば、理解してくれる人がいれば、解決することもできると思うんです。
子供は小さくて弱い。幼児虐待は子供自身ではとても防げません。
子供は虐待を受けながらも、ママやパパを嫌いになれないでいると思います。自分が悪いと思いこんでしまっています。
自分の子にそんな思いをさせないであげてほしいし、させたくないと思います。
今回のドラマは、親と子の絆、今の親と子のあり方を改めて考えさせてくれるいいドラマになったのではないかと思っています。すぐには無理かもしれませんが、幼児虐待で亡くなる子がいない世の中に、幼児虐待のない世の中になっていくことを願っています。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
- Comments ( 2 )
- Trackbacks ( 0 )
同感です。私も子供が小さいときに「この子がいるから」と「この子がいなければ」の間を何回も行った来たりしました。
「自分の子供は可愛く思えて当然」「自分の子供だから愛して当然」というメッセージが多すぎると思います。知り合いの障害のあるお子さんを抱えるシンパパはみんな同じ理由で離婚しています。前妻さんのネグレクトです。妻が家にいるから、とついつい長時間の残業や泊り込みの仕事のスタイルを続け、奥さんが疲弊したのです。
子供と2人で1日中いると、健常児でもつらいでしょう。「学校でこんなことを言われた」「お友達とこんなことがあった」「ご近所からこんなクレームがきた」「先生に普通級は難しいと言われた」。。こんなことはママ友では解決できません。
妻が専業主婦であることに胡坐をかいて、夫婦の相談の時間も持たない。子供の学校の様子も見に来ない。。。そして、「自分は身を粉にしてお前らの為に働いてるんだ!」。。。ネグレクトになって当然です。
貴殿も仰っている通り、長時間労働を是正して、夫婦で子育てにかかわること、可能な限り母親も働きに出て家庭に閉じこもらないこと、そしてもうひとつは、「子供が愛せない」「子供が可愛くない」と思うこともある。そういう時はここに相談してね(児相など)というメッセージがもっとあってもいいと思います。
naoquinhaさん、コメントありがとうございます。
同じような思いを持ってるママはもっとたくさんいるはずですよね。
ママは自分の思いと葛藤しながらも日々の子育てに奮闘しているんです。
幼児虐待を肯定するつもりはありませんが、どうしてそうなってしまうのか?そうなってしまったのか?を周りがもっと知る必要があると思います。