インフルエンザで子供の熱が下がらないけど症状は何日続くのか




インフルエンザで子供の熱が下がらないけど症状は何日続くのか

皆さん、こんにちは。「そら」です。最近はすっかり寒くなり、我が家ではもう暖房がついています。

さて、寒くなる頃から春先まで流行る感染力の高い病気といえば・・・「インフルエンザ」ですね。集団生活を送っているお子様は、特にもらってきやすいのではないでしょうか。

今回は「インフルエンザ」について、詳しく書いていこうと思います。

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インフルエンザとは?

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そもそも「インフルエンザ」とはどういう病気なのでしょうか?病名は誰もが1度は聞いたことがあるくらい認知度は高いですよね。

では、実際の症状や潜伏期間、出社停止・出席停止日数などはきちんと把握されていますか?簡単にですがまとめていきますので、ご参考になれば幸いです。

インフルエンザの症状

インフルエンザとはインフルエンザウイルスが原因で引き起こされる急性感染症です。年齢問わず誰もが感染します。

症状は風邪の時とよく似ていますが、風邪とは異なり「38℃以上」の急な発熱、関節痛や筋肉痛、倦怠感や食欲不振など全身症状が見られるのが特徴です。

ただ、最近は発熱しても高熱ではなかったり、鼻水や咳、喉の痛みだけなど風邪の症状となんら変わりない場合でも「インフルエンザ」にかかっている場合があります。なので、以前のように急な発熱がある。という事だけでは見極められなくなってきています。

インフルエンザの種類

一般的に人に感染するインフルエンザウイルスは大きく分けて3種類です。それぞれの型で症状や経過などもだいぶ変わってきます。

・A型インフルエンザ
1番皆さんが、インフルエンザと聞いてイメージする病状が当てはまるのが、このA型です。38℃以上の発熱。関節痛や筋肉痛など症状がすごく強く出やすい型です。

・B型インフルエンザ
最近はA型と同じくらい定期的に流行しています。A型よりも症状が軽く出やすく、お腹の風邪に近い症状が出ることが多いです。腹痛や下痢などがそうです。

また、発熱しても微熱程度ですぐに下がってしまう人もいれば、逆に微熱程度がダラダラといつまでも続く人もいます。

鼻水や咳などの症状もあるので、ただの風邪だと思い自分が感染していると思わず、感染を拡大してしまいやすい型です。

・C型インフルエンザ
1度かかると免疫ができ、抗体が一生続くと考えられています。

また、再度かかっても軽い症状で終わることが多いです。かかるのは4才以下の幼児が多く、ほとんどの大人は免疫があるので感染することはあまりありません。

症状も鼻水くらいでほかの症状があまり出ないことが多い型です。

潜伏期間

感染から発症までの潜伏期間はだいたい2日前後です。場合によっては1週間程度潜伏している事もあります。

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出席停止日数

出席停止日数は就学児(小学生以上)と未就学児(保育園・幼稚園)では日数が違うにで、気をつけましょう。
・就学児発症後5日経過し、解熱後2日経過していること。
・未就学児発症後5日経過し、解熱後3日経過していること。
日数の数え方としては、発熱した日の翌日を1日目と数えます。また解熱した日もその翌日から1日目と数えます。

出席する時には登園許可書が必要となるので、カウントの仕方が分からなくてもお医者さんに聞けば間違えることはありませんので安心してください。

インフルエンザはどのくらい長びくのか!?

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インフルエンザにかかると、発熱などの症状が出ることが多いですが、いったいどのくらいの期間、そういった症状が出ているのでしょうか。

これは人によって、まったく違います。私の息子の場合は1才5ヶ月の時にインフルエンザA型にかかりました。夜中から熱が上がり、朝には38.6℃まであがっていました。ただ、発熱自体は翌日には微熱に2日後にはしっかり下がり、平熱になっていました。

その子によっては、5日間くらい下がらない子もいるし、ダラダラと微熱状態がいつまでも続いてしまう子もいます。もともと、その子がもっている体力にも病気の状況は影響します。ただ長くても1週間ほどで熱は下がります。

もし、1週間以上発熱が続くようなら、再度小児科を受診した方が良いでしょう。ほとんどの子は3日程度で下がる子が多いです。病院から処方された抗生物質をのみ、食事や水分そして休息を心がければ必ず治ります。

注意すべきこと

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インフルエンザになった時には、周りへの感染を防ぐことが大切です。感染力が高い病気なので、なかなか大変なのですがインフルエンザにかかっている事に気がつかない!こういったことがないようにしていきましょう。

インフルエンザは高熱が出る。といったイメージから、あまり発熱がない場合は風邪だと勝手に判断してしまいがちです。実際に私もそうでした。病院でも「違うと思うよ」と発熱がなかったことから言われましたが、一応調べてもらうと「インフルエンザB型」でした。

また、知らない方も多いのですが、発熱してすぐに検査をしても、インフルエンザの反応が出ないことが多いのです。インフルエンザは発症してから12時間~24時間たたないと陰性反応が出てしまいます。

このことを知らない人が多く、当時保育現場にいた私はよくお母さんたちに「発熱してすぐだったら、反応が出ませんので、お医者さんと相談して再度検査してみてくださいね」と言っていました。実際に「陰性だった」と言って熱が下がったからと登園してくる子どもがいました。その子が本当はインフルエンザだった場合、感染はさらに拡大されてしまいますよね。

ですから、そういった事を防ぐためにも、発熱してからどのくらい時間が経過しているのか。などをお医者さんに伝え、検査をしてください。また、症状があまり出ていなくても、周りで流行している時には、その事を伝えて、検査を受けるようにしてください。

まとめ

マスクの女の子

インフルエンザに自分の子供はかかってほしくない!とほとんどの方が思っているはずです。当たり前のことですが、手洗い・うがいでの予防をしっかりしましょう。

また、前章でも述べたように、インフルエンザの検査反応や症状についても知っておいてください。少しのことを気をつけるだけで、周りへの感染を最小限におさえることができます。

インフルエンザの症状は長くても1週間程度です。お子さんの苦しんでいる姿は可哀想ですが、しっかりとした治療法があるので治りやすい病気です。

心配なさらずにお子さんとゆっくりと過ごすようにしてください。

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