子供が溶連菌感染症になったらいつから保育園に行ける?
こんにちは。3人の子持ちライターのしおりママです。
溶連菌感染症は、保育園や幼稚園などに通っていると、割りとポピュラーな感染症の一つです。
そして、大人より子供に罹りやすい病気としても有名です。
保育園を休まなければいけないことは、特にワーキングママにとっても大きなお悩みの一つですよね。
では、もし感染してしまった場合、いつから登園しても良いのでしょうか?
我が家の子供の実体験と共にご紹介していきたいと思います。
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いつから登園OK?
溶連菌感染症は、「学校保健安全法」という法律で定められている、流行を防ぐために保育園や幼稚園への登園、学校への登校が停止される病気の一つです。
学校保健安全法では、溶連菌感染症は第三種の感染症という扱いになります。
溶連菌感染症における扱いは、「その他の感染症」というくくりで、出席停止の指示をするかどうかは、地域・学校における発生、流行の状態等を考慮して判断される場合があります。
一般的に、病院を受診して溶連菌感染症の検査で感染していることがわかると、抗生物質を処方されます。
その後、抗生物質を飲んで24時間経過した後、体調が良ければ登園許可がおりることが多いようです。
実際に我が家の子供が感染した時も、「お薬を一日飲んで、お熱がなくて他に症状がなければ登園しても大丈夫ですよ」と病院の先生から言われました。
熱が下がっても治っているとは限らない!
抗生物質は全部飲みきる
我が家の子供も何度か溶連菌感染症に罹り、その都度口を酸っぱくして言われるのが、
「抗生物質は処方された分はきっちり飲みきってくださいね」
です。
溶連菌は、抗生物質を飲み始めれば1日~数日で熱も下がり、発疹などがある場合も次第に治っていきます。
しかし、発熱や発疹等の症状が治まっただけでは、完全に溶連菌を除菌できたとは限りません。
「治ったかな?」と思った頃に勝手にお薬をやめてしまうと、再発する恐れもあり、最悪の場合、合併症を引き起こす可能性もあります。
通常は、合併症予防を含めた必要量(おおよそ5日~10日間分)を処方されますので、医師の指示通り、処方された分の薬は飲みきるようにしましょう。
合併症は?
主に、
- 急性糸球体腎炎
- リウマチ熱
があります。感染の2~3週間後に尿検査を行うことがあります。
この尿検査で溶連菌感染症が治ったかどうかを判断します。
私の子供のかかりつけ医では、2週間後に尿検査があり、その結果や、感染してからの経過を伝えるために再受診をしてくださいと言われました。
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医師や保育園によっては登園許可が必要な場合も
ママからみて、「もう大丈夫かな?」と思っても、園によっては医師の許可が必要な場合もあるようです。
登園できるようになる3つのポイント
- 医師の許可:他の子への感染力がなくなったという判断
- 子供の症状:発熱やのどの痛みなどがなくなる
- 子供の状態:普通の食事が食べられる
登園できるようになる日に関しては、「こういう症状になったらOK」と言われる場合や、「再度受診してから判断する」といわれる場合があるようです。
ちなみに我が家のかかりつけ医は、前者の方でした。
溶連菌感染症に罹ってしまったら、いつから登園可能か保育園の先生に指示を仰ぐのもいいと思います。
あとがき
昔は溶連菌感染症はとても怖い病気でした。しかし今は、溶連菌によく効くとてもいいお薬がありますので、しっかりと飲んで、しっかりと治してしまいましょう!
こちらの記事も合わせて読むとためになります。
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