マイコプラズマ肺炎の子供の咳には要注意?!症状や原因をチェック
いつもありがとうございます。管理人のりんです。
マイコプラズマ肺炎は秋から冬にかけて多く見られます。
以前は4年周期の流行病で、オリンピック病などと言われていましたが、最近ではその周期が崩れ、毎年同じような流行が続いています。
今回は、マイコプラズマ肺炎の子供の症状や治療法などを見ていきましょう。
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マイコプラズマ肺炎とは?
マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマという微生物が原因で起こります。
5~30歳くらいによく起こり、特に5~9歳あたりに多発しています。
症状としては、発熱と咳が主で、発熱は全体の95%、咳にいたっては100%起こります。
他には、のどの痛みや頭痛、嘔吐などの症状を訴える人もいますがわずかです。
発熱は38度以下と微熱であることが多く、高熱になるケースは少ないのが特徴です。
咳は長期間続くことが多く、最初は軽かったのが日を追うごとに強くなっていきます。特に、夜間、明け方はひどくなりやすいです。
咳は1ヶ月以上続くこともあり、場合によっては入院する子も出てきます。
⇒マイコプラズマ肺炎で子供が入院したら?
マイコプラズマ肺炎の子供の症状とは?
一般的によく見られる症状は、発熱と咳です。
ただ、熱が全く出ず、しつこい咳だけがずっと続くというマイコプラズマ肺炎が増えてきています。
このタイプの場合、親はマイコプラズマ肺炎だと気づかず、単なる長引いた咳で終わってしまうこともあります。もちろん、軽い症状だった場合ですが。
熱が高熱にならず微熱で症状が軽く、子供本人は元気にはしゃいでる場合もあります。
ちょっと咳が長引くからと受診してみると、レントゲン写真にくっきりと陰影がうつり、重症なのでは?と親を驚かせることも!
マイコプラズマ肺炎は、レントゲン写真だけ見ると重そうに見えるというのが特徴のひとつなので安心してくださいね。
稀に、マイコプラズマ肺炎にかかった後、喘息になる子がいます。喘息にならなくても、しばらくは風邪をひくと咳が長引く状態が続くことがあります。
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マイコプラズマ肺炎の治療とは?
マイコプラズマ肺炎には抗生物質を使います。
マイコプラズマという微生物はマクロライド系の種類の抗生物質に弱く、使うことで熱はすぐにひいていきます。
しかし最近は、このマクロライド系の抗生物質が効かないマイコプラズマ肺炎が増えてきているのです。
あまり高熱が出ないマイコプラズマ肺炎ですが、高熱を出す子が増え、入院を余儀なくされるケースも増えています。
⇒マイコプラズマ肺炎で子供が入院したら?
あとがき
秋から冬にかけて流行するマイコプラズマ肺炎。
長引く咳や気になる症状があれば、かかりつけ医に診てもらいましょう。
我が子にはかかってほしくないと思うのが親心。
規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠・栄養をとり、手洗い・うがいをしてしっかり予防していきましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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