子供が熱性けいれんになった時の対処法はこれ1つ!
いつもありがとうございます。管理人のりんです。
前回は突発性発疹の不機嫌の原因や症状、対処法などを見ていきました。
今回は子供が熱性けいれんになった時の対処法をご紹介します!
子供が初めて熱性けいれんになると慌てない親はいないくらいびっくりしますから。
熱性けいれんの症状とは?
生後3ヶ月から5歳くらいまで乳幼児が38度以上の高熱を出した時に起こるけいれんのことです。子供の1割ほどが経験すると言われています。
初めて熱性けいれんになるのは1歳代が最も多く、3分の1を占めています。
けいれんは白目をむいて体を突っ張らせたり、全身をガタガタさせたりします。
場合によっては吐いたり、口から泡を吹くことも。
ほとんどの場合が10分以内で自然に治まり、その後は眠ってしまいます。
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熱性けいれんの原因
どうして熱性けいれんが起こるのか?
はっきりしたことはわかっていないようですが、急に熱が上がる時に、子供の未完成な脳が反応して、けいれんを起こしてしまうのだろうと言われています。
前回紹介した突発性発疹は熱性けいれんを起こしやすい病気として有名です。
また、熱性けいれんを起こしやすい体質というのも存在するようで遺伝の可能性も認められています。
両親ともにけいれんを起こしたことがあると、子供がけいれんを起こす確率が40~80%、両親ともにけいれんの経験がないと確率が20%という結果になっています。
対処法は?
子供が突然そんな状態になったら、親は慌てふためきます。パニックになる人も多いと思います。冷静になるのは難しい状況ですが、子供を守るためにもやらなければならない対処が1つあるんです。
吐いた物を口に詰まらせないようにするために、頭を横にむかせることです。
もちろん、救急車を呼ぶのは忘れないでください。
ほとんどの熱性けいれんは自然に治まりますが、脳炎や髄膜炎などの危険もありますから、医師の診断が必要です。
以前は舌をかまないように、口の中に割り箸やタオルを入れるなどの対処法がすすめられたこともありますが、呼吸困難を起こす危険性があり、現在は行いません。
できれば、衣服のボタンを外し、呼吸が楽にできる状態にしてあげましょう。
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あとがき
子供が熱性けいれんに初めてなった時はママはびっくりすると思います。
このまま死んでしまうのではと不安になってしまうほど、治まるまでの時間が長く感じられることでしょう。
吐いたものが口に詰まると窒息死してしまいます。実際にそのような事故も過去に起きています。
お子さんが熱性けいれんになった時は、どうか冷静になって頭を横をむかせることだけは忘れないであげてください。子供を救えるのは身近にいるママですから。
この記事がお役に立てれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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