マイコプラズマ肺炎で幼稚園は出席停止?!うつる期間はどれくらい?
こんにちは!しおりママです(^ ^)
今日もよろしくお願いします。
マイコプラズマ肺炎、ちょっと聞き慣れない名前ですよね。
名前のイメージからするとなんだか強そうな感じがしますが、その通り、罹るとなかなか大変な病気なのです。
我が家で罹った人はいませんが、私の実家の母が罹った事があり、中々治らず大変な病気のようでした。
もし子供が罹ったらどんな症状が出るのでしょうか?そして、出席停止にはなるのでしょうか。
どんな病気なのか、マイコプラズマ肺炎について書いていきます。
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マイコプラズマ肺炎って何?
「マイコプラズマ」という菌が肺に感染して起こる病気です。
しつこい咳と、頑固な発熱が特徴です。
症状
- 発熱・頭痛や倦怠感
- 咳や痰が出る
- 嘔吐や下痢
- のどの痛み
- 耳や胸を痛がる
- 皮疹が出る
ほとんど普通の風邪と症状は変わりません。
ただ先ほどにも書いたように、肺炎に変わりはありませんので、
「いつまでも熱が下がらない」
「咳がだんだん酷くなってきた」
「乾いた咳から痰の絡んだ咳に変わってきた」
という時は注意が必要です。
また「マイコプラズマニューモエ」という病原体が、消化器官や呼吸器官に侵入することで、嘔吐や下痢、のどの痛み、声枯れなどの症状が出ることがあります。こういった症状が続いた場合は、マイコプラズマ肺炎を疑った方がいいかもしれません。
治療法は?
治療には抗菌薬(抗生物質)を使用します。
子供の場合にはマクロライド系の抗菌薬を使用することが多いです。しかし最近では耐性菌も急増しており、中々効かない場合も増えてきているようです。
抗菌薬を服用していても、
「熱が下がらない」
「症状が悪化する」
などの場合は、病院を再受診する必要があります。
抗菌薬は24時間服用すれば効果が現れてきますが、もし2日経っても症状があまり良くならないようであれば早めに受診することをお勧めします。
合併症が怖い?!
- 気管支炎
- 肺炎(マイコプラズマが原因菌ではない)
- 発疹やじんましん
- 副鼻腔炎
- 中耳炎
が挙げられます。
気管支喘息を患っている子供は、喘息発作を起こす可能性があるので特に注意が必要です。
喘息に使用されるお薬と、マイコプラズマに効果のある抗生薬は、相互作用を持つので服用には十分に注意しなければなりません。
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うつる期間は?出席停止になる?
学校保健安全法で、「医師が感染の恐れがないと認めるまで」出席停止となります。
二次感染の可能性が最も高いのは、発症の8日間前~発症後2週間であると言われています。長期間に渡り人にうつす可能性があります。
必ずお医者さんの許可をもらってから登園・登校するようにしましょう。
予防法は?
感染症の基本的な対策をしておくといいでしょう。
- マスクを使用する
- うがい・手洗いを小まめに行う
- タオルを共用しない
- アルコール消毒をする
- 感染者と距離をとる
などがあります。
まずはうがい・手洗いをしっかりとし、状況に合わせてマスクもしっかり使用しましょう。
まとめ
マイコプラズマ肺炎は、解熱後もなかなかしつこい咳が取れないことが多いです。
私の母も咳が全然治らず、改めて病院を受診したところでマイコプラズマ肺炎と診断されました。
重症化してしまうと入院して専門的な治療を行うこともあります。
マイコプラズマ肺炎は感染力はありますが、基本的なマスク・うがい・手洗いで予防がしやすい病気とも言われています。アルコール消毒も効きますので、状況に合わせて使用するようにすると尚良いかもしれないですね。
参考になれば幸いです。