子供が食事を食べない?小さい時こそ必要な栄養素とは?
こんにちは!ひまわりです(*^^*)
毎日の食事作り、世の中のママさんいつもお疲れ様です♫
我が家は朝は基本、パン、牛乳、フルーツ、ヨーグルト、お昼は給食、夜は毎日作るようにしていますが、せっかく作っても子供は食べたり食べなかったりでムラがあり悲しくなる時がありますよね。
それでも子供にとっての食事ってこれから成長する脳、身体の為には本当に大切なことですのでバランスよく、きちんと食べてほしいと親心ながら思うわけです。
生活に欠かせないことの1つに食事があります。
今、3食きちんと食事を摂取していても「新型栄養失調」になる人が多いです。
原因として、ジャンクフードが多い、菓子パンやスナック菓子の過剰摂取、炭水化物メインの食事などが原因となっています。
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もくじ
新型栄養失調とは
カロリーは十分足りているのに栄養が足りていないことをいいます。
乳幼児の食事
1歳半になると、母乳やミルク以外の食べ物から栄養の大部分を取るようになり、離乳が完了します。
消化機能や、噛む力はまだまだなので1日3回の食事で必要量をとろうとすると胃腸に負担がかかります。そのため、活動量や食欲に応じて間食を1〜2回加えた食事回数にします。
この時期は、好き嫌いやムラ食いが生じます。食べることを強制するのではなく、よく遊ばせて空腹感を体験させることが食べる意欲に繋がります。
0〜2歳の1日に必要な摂取カロリーは700kcalです。
3歳〜5歳の1日に必要な摂取カロリーは1200〜1400kcalです。
子供に必要な栄養素は?
炭水化物、脂質、タンパク質が3大栄養素と言われるものです。これに、ビタミン、ミネラルを加えたものが5大栄養素となります。
炭水化物
1gで4キロカロリーのエネルギー源になります。
取りすぎた場合は、肥満、脂肪肝に繋がり、不足した場合は、疲労に繋がります。
供給源は、ごはん、麺、パン、いも類など。
たんぱく質
成分によってそれぞれ違いますが、脳の機能を高める働きがあります。
供給源は、魚、肉、豆腐、卵、牛乳、小麦など。
ミネラル (カルシウム)
不足すると貧血、骨粗しょう症になる恐れがあります。
供給源は、ほうれんそう、にんじん、ピーマン、かぼちゃなど。
ビタミン
ビタミンは、水に溶けない脂溶性のビタミンと水溶性のビタミンに大別され、ヒトに不可欠なビタミンは13種類あります。
ビタミンAが不足すると皮膚や呼吸器の粘膜が弱くなり、感染症にかかりやすくなります。子供は成長障害を起こすこともあります。
ビタミンDが不足すると骨の成長障害が起こり、背骨や足の骨が曲がったり、X脚、O脚になります。乳幼児には最も重要なビタミンです。
供給源は、ビタミンAがレバー、チーズ、緑黄色野菜などでビタミンDが魚介類、きのこ類など。
脂質
エネルギー源、体温保持、衝撃への保護など。
1gで9キロカロリーのエネルギーを生み出し、糖質の2倍。細胞膜や血液の成分としても重要です。
供給源は、油脂、肉、魚など。
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食事の時に大切なこと
- 主食+主菜+副菜
母乳よりも食事から栄養をとることが主体になる離乳後期以降は、食事のバランスを整えることが大切です。 - 何よりも空腹感が大切
日中はよく遊ばせて体を動かすようにし、おやつはお腹いっぱい与えずに食事との間隔を2時間以上あけるようにしましょう。 - 家族と一緒に食べる
「いただきます」、「ごちそうさま」のあいさつを交わしながら、一緒に食卓を囲んで食事を楽しむことは精神面やコミュニケーションの面でよい影響を及ぼします。 - 好き嫌いは決めつけない
乳幼児は味が嫌いではないのに食べないことがあります。
食卓にはいつも通り並べるようにしましょう。
あとがき
2年ほど前、家族の健康に少しでも役立てたいなと思い食育アドバイザーと言う資格をとりました。
今、世の中でも食育に対しての関心が非常に高まっています。
生きていくうえで基本となる「食」について正しい知識を持ち、健全な食生活を実践することを目的としてとりいれられた教育を食育といいます。
ライフスタイルが多様化する中で子どもを取り巻く「食」の環境も多様化しており、孤食や偏食、朝食を食べないなどさまざまな問題が生じていることを取り上げられた背景があります。
食育には食事を通して、マナーやしつけなどの基本を身に付けることができるメリットがあります。
子供に良い食事を取ってもらうには手作りの食事はもちろんのことですが、家族で食卓を囲んで楽しく食べられる環境作りが良い食育に繋がるのではないかと思います。