どんどやは熊本だけ?2018年どんどや情報と由来をチェック
こんにちは。管理人のりんです。
前回は餅のカビ防止方法6選をご紹介しましたが、記事中に書いていた『どんどや』って何?というお問い合わせをいただきました。
どうやら私の住んでいる熊本だけが、『どんどや』というらしい。。。
全国的には「どんど焼き」というとのこと。初めて聞きました(^^)
今回は、2018年の熊本のどんどや情報と由来について書いていきますね。
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もくじ
2018年の熊本のどんどや情報
熊本のどんどやといえば、有名なのが西里にあるフードパル熊本で行われるどんどや。今年で20回目になるんだとか。
フードパル熊本の場所
西里・フードパル熊本「どんどや2018」
- 日時:1月14日(日) 9:30~15:00 雨天決行
- 点火式:11:00~
※正月飾りなどは11:00までにしめ縄受付所へ持っていってくださいね。
昨年は、家から歩いてすぐの広い公園でどんどやがあったので、息子と一緒に行きました。すごい火柱に3歳の息子は半べそでしたね。
フードパル熊本のどんどやに行ったのはたしか一昨年。毎年、多くの人が訪れるので、車を駐車場に止めるのにかなり苦労しました(T_T)
当日は、交通センター(途中、上熊本駅前でも停車)から臨時バスが出ますので、なるべく公共交通機関を利用しましょう。
詳しい時刻表などはこちら。
車で行かれる人は、点火式が始まる11時前後は渋滞に巻き込まれるので、早めに行かれてくださいね。一昨年は車が大渋滞していてなかなか進まず、点火式のスタートには間に合いませんでした。
正月飾りなどは、受付が終わっていても係の人が回収してくれていたので助かりました。今年もいらっしゃるといいのですが。
それから、お楽しみ抽選会と屋台村があるんです。
お楽しみ抽選会
- 場所:どんどや会場 本部テント
- 9:30~ 整理券配布
- 10:00~ 抽選会開始
先着500名様にフードパル熊本企業の商品をプレゼント!
屋台村
屋台村で食べられるのは、
- 健康鍋
- 唐揚げ
- カレー
- だご汁
- ぜんさい など
寒空で冷えた体に染み渡るあったかい料理が並びますよ。個人的にはだご汁とぜんざいがおすすめです!
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どんどや(どんど焼き)とは?
『どんどや(どんど焼き)』とは、小正月の1月15日に正月飾りやしめ縄、書き初めなどを各家庭から持ち寄って、一箇所に積み上げて燃やす日本伝統の火祭り行事です。
小正月とは
旧暦では、1年の最初の満月にあたる1月15日が正月でした。現在の太陽暦を用いるようになると、1年の最初の日の元旦1月1日を「大正月」、それまでの正月だった1月15日を「小正月」というようになったんだとか。
現在では、小正月の15日前後の日曜日に行っているところが多いようですね。
どんどや(どんど焼き)の言い伝え
どんどやの残り火で焼いたお餅や団子を食べたり、どんどやの火にあたったりすることで、1年を健康で過ごせる無病息災などの言い伝えがあります。
また、書き初めを燃やした際に、炎が高く上がると字が上手くなると言われているそうです。
他には、家内安全・五穀豊穣などを祈願しているようです。
どんどや(どんど焼き)の語源
「どんどや(どんど焼き)」の語源には、諸説あるようで、
- 火が燃えるのを「尊(とうと)や尊(とうと)」とはやし立てた言葉がなまった
- どんどん燃える様子から
- 竹を燃やした時の「どんっ」という音から
などと言われています。
どんどや以外の呼び方
熊本では「どんどや」ですが、他には「どんど焼き」「とんど焼き」「どんどん焼き」「どんと焼き」「左義長(さぎちょう)」「鬼火たき」
「ほっけんぎょう」「ほじょり」などがあり、全国的に見ると約半数近くが『どんど焼き』というようです。
参照元:小正月行事「どんど焼き」の全国・国際調査集計(平成28年版)
全部見てみましたが「どんどや」と言うのは、熊本だけみたいですね。
どんどや(どんど焼き)の由来
鎌倉時代に行われていたらしいとされる記述が徒然草に見られるとのこと。
有力なのは、平安時代の宮中行事にあるようです。
小正月の1月15日に青竹を束ねて立て、毬杖(ぎっちょう)という杖3本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師がうたいはやしながら焼くという行事があり、その年の吉凶などを占ったとされています。
毬杖(ぎっちょう)3本を結ぶことから「三毬杖(さぎちょう)」と呼ばれ、これが民間に伝わり、現在の形になったとされています。
前述したどんどや以外の呼び方で「左義長(さぎちょう)」とありましたね。ここにつながってくるようです。
今年のどんどやに行きましょう
以前のどんどや(どんど焼き)は、子どもたちのお祭りだったらしく、やぐらや小屋などの材料調達や組み立て、飾り付けまで起こっていたそうなんです。
私は子供の頃は転勤族だったので、あまり覚えていませんが、大人になった今、改めてこのような日本の伝統行事は絶やさないでほしいなと思います。
昔に比べて子供の数が少なくなってしまった現代では、どんどやを子供中心で行うのが難しくなっているようです。
ぜひ、今年は地域であるどんどや(どんど焼き)に、子供と一緒に家族で行かれてみてください。
寒空の下、子供と一緒にどんどやの火にあたったり、焼いたお餅をぜんざいに入れて食べたりするのは、子供にとっても素敵な思い出になるんじゃないかなぁと思います。