母乳育児でストレス?母乳育児のメリット・デメリット
こんにちは。アヤママです。
娘も11ヶ月になり、私の仕事復帰も近くなってきました。
そろそろ断乳を計画しています。
私が出産した病院では母乳育児を推奨していましたので、出産直後は母乳に悩まされました。
そんな乳繋がりで、今日は母乳について書いてみたいと思います。
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母乳って出産後すぐに出るの?
出産後、ママは自分の体を休める事なくおむつ交換や授乳が開始しますね。
正直、出産がゴールだと思っていた私ですが、産後がこんなにも大変だとは思ってもいなかったです。
私は育児本や出産に関する雑誌等ほとんど読まずに出産を迎えました。
読まなかったのは、どれを信じたら良いかわからないし、本に縛られそうで怖かったのであえて読みませんでした。
それが災いしたのか、母乳って出産したら勝手に出てくるものだと思っていました。
既に出産を経験している友人からは入院中、『母乳が出なくて泣いた。』と言う話を聞いた事がありましたが、産後そんな事は忘れていました。
母親学級で授乳の仕方は教えて頂きましたが、母乳が出るのは個人差があるとまでは教えてくれません。産後、初めての授乳は本当に試練ばかりで、前回記事のおむつ交換に始まり今度は『授乳』です。
私が出産した病院では母乳育児推奨だった為、ミルクはお願いしないと出してもらえませんでした。そのため、赤ちゃんがどれくらい母乳を飲めたか毎回事細かく記載の指示がありました。
- おむつ交換が済んだら赤ちゃんの体重を測定します。
- 体重を記載します。
- 授乳する為に自分の席を作ります。(円座クッションを椅子の上に準備し、授乳まくらやクッションも用意)
- 授乳開始(片乳5分位と最初に説明がありました。)
- 両乳の授乳が終了後、赤ちゃんの体重を再度測定します。
- 何ml飲んだか記載します。
授乳の流れ
以上を3時間おきに繰り返しました。最後の何ml飲めたかでミルクを追加するかどうか看護師さんが決めていました。
私はこの作業が初日の夜で嫌になりました。
授乳室は私一人だけが利用する訳ではありません。他のママ、赤ちゃんも入れ替わり立ち代わり入ってきます。上記の授乳の流れで記載した赤ちゃんの体重を記載する用紙は時間で交換されていました。
ですので、同室したママがどれくらい母乳を与えているかがすぐにわかります。
見たくなくても、自分の結果を記載する際に目に入る授乳量が自分を追いつめました。我が子は授乳前、授乳後の体重変化が『0』。ということは母乳はほとんど出ていないと言う事です。
看護師さんから毎回20mlミルクをもらっていました。
他の赤ちゃんは授乳後は確実に体重が増えていて、追加のミルクをもらう子は我が子位でした。
初日にしてこれも高齢出産の影響なのかと落ち込みました。
ここで初めて『産後すぐに母乳が出るわけではない』と言う事に気が付きました。遅いですよね。
そんな初日でしたが、この日夜間担当の看護師さんの一言で、私は益々落ち込みます。
その日の夜間、授乳室には珍しく私一人でした。いつもなら周りの目が気になり、言われていた5分で片乳の授乳をやめていましたが、この時は一人だった為、もう少し頑張ったら沢山飲んでくれるのかな?と思い、片乳10分吸わせてみました。
でも、結果はやはり娘の体重は増えず、看護師さんにミルクをお願いしました。
看護師さんは値の記載を確認し、私に『時間掛け過ぎです』と言いました。その一言が私の胸に突き刺さりました。
娘に少しでも母乳を飲んでもらいたくて頑張ったのに言われた一言。
今でしたら、『そんなに時間掛けると赤ちゃん疲れちゃうよ。』と言う意味だと思えるのですが、その時は責められているとしか思えませんでした。
その後作って頂いたミルクを飲ませながら、我が子に向かって『お母さんおっぱい出なくてごめんね』と謝りました。
看護師さんにお礼を言って、我が子と部屋に戻ってから泣きました。
母乳が出ない自分が悔しくて情けなくて、出生時より体重が減ってしまった我が子に申し訳なくて涙が止まりませんでした。
翌日お見舞いに来た夫に産後二日目にして『もう帰りたい』と訴えました。今思えば笑えます。当時は軽く『うつ』だったんですかね。
身を持って経験しましたので、これを読んでいる母乳が出ないお母さんも大丈夫です。産後すぐに母乳は出ません。中にはじゃんじゃん出てくるお母さんもいますが、母乳は赤ちゃんが吸ってくれる事で作られていくのです。
私は退院してからも数日間は母乳が中々出ませんでした。
母乳育児のメリット・デメリット
そんな苦労した私ですが、今では授乳時間が少しでも空くとおっぱいが張るまでになりました。
母乳育児が推奨されるのは母乳には沢山の栄養が含まれているからです。
特に産後1週間程までの母乳は『初乳』と呼ばれ、色が黄色っぽいです。
この初乳には赤ちゃんを守ってくれる免疫物質が沢山含まれています。母乳が出ないからと諦めずに、赤ちゃんに吸わせてあげて下さい。
メリット
- 栄養価が高い
- いつでもどこでもあげられる
- 赤ちゃんとのコミュニケーションが取れる
- ミルク代が掛らない
デメリット
- ママのストレスになる場合がある
- パパや親等、人に預ける事が難しい
- 薬が飲めない
- 次の子を作るタイミングが遅れる
メリット、デメリットは他にもあると思いますが、母乳じゃなきゃダメと言う事はありません。ミルクにも沢山の栄養が含まれ、ミルクでの授乳タイムも赤ちゃんの目を見てお話し出来ると言う点では最高だと思います。
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あとがき
私は母乳とミルクの混合でしたが、外出する際はミルクのみ等臨機応変にしていました。肝心なのは、ママがストレスにならない様に授乳時間を楽しく過ごせる事が大事だと思います。
新生児の頃は3時間おきに、その後も間隔はあいても夜間の授乳が続き、離乳食が始まってもまだ授乳は必要です。
ですが、卒乳をするにしても私のように断乳をするにしても我が子がママのおっぱいを吸ってくれるのはこの子の人生の中で本当に一瞬です。
いつかママのおっぱいを吸わなくなる時がきたらきっと『寂しい』と感じるはずです。ですから、今大変なママもあと少しで断乳を考えているママもどうか授乳の時間を大切に過ごして下さい。
子供が大きくなるのはアッと言うまです。今日の我が子は今日しか会えません。
『授乳』という赤ちゃんとの素敵な触れ合いを存分に楽しんで下さいね。
私の経験が皆さんのお役に立てれば幸いです。
こちらの記事も合わせて読むとためになります。
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