細菌性胃腸炎の症状とは?子供がかかった時の対処法
こんにちは。管理人のりんです。
細菌性胃腸炎(食中毒)って怖いですよね。
梅雨時期から夏場にかけて、特に注意が必要なんです。
今回は細菌性胃腸炎の症状と子供がかかってしまった時の対処法について書いていきたいと思います。
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細菌性胃腸炎(食中毒)の症状とは?
食中毒は食品によって起こる急性の胃腸炎のこと。
腹痛や嘔吐、下痢、発熱などが主な症状。
同じものを食べている家族で発症した場合、食中毒を疑う必要があります。
嘔吐や下痢が起こったら、まずは慌てず、24時間以内に食べたものや気になることをメモしておきましょう。受診の際に役立ちますから。
激しい下痢や鮮血便が出たら、O-157の可能性があります。
抵抗力の弱い1・2歳児は、脳炎を起こして命に関わることもあるので、一刻も早く受診します。
子どもが食中毒にかかった時の対処法
水分補給
何よりも水分補給が第一。
おすすめなのは、薬局等で売られている経口補水液。
下痢の時は、弱った腸を刺激しないように室温から人肌に温めてから飲ませるのがいいでしょう。
食事
食事は嘔吐が治まってから与えましょう。
おかゆやバナナなど、刺激が少なく消化にいいものを少しずつ、
1日5~6回に分けて食べさせましょう。
薬
自己判断は絶対ダメです!
食中毒が原因の下痢は、病原菌を便として体外へ排出する防衛反応。
下痢をとめてあげたくて、下痢止めを飲ませてはいけません。
医師の指示を仰ぎましょう。
医師から処方された吐き気止めが飲めなかったり、
吐き気止めを飲んだのに吐き気が治まらない場合は早めの再受診が必要です。
吐き気止めが効かないと水分がとれず、脱水症状になる危険があります。
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緊急を要する場合
嘔吐の有無にかかわらず、次のような場合は要注意!
・ぐったりしている。
・おしっこや汗が出なくなった。
・皮膚がカサカサしてきた。
・血便が出た。
嘔吐した後の次のような場合も注意が必要。
・吐き気がひどい。
・水を飲んでも吐いてしまう。
・5回以上の嘔吐
そのまま時間が経過すると、けいれんを起こしたり、意識を失ったりすることがあり、大変危険です。早急に受診してください。
夜中の場合はためらわずに救急車を呼んで、急いで病院で医師の診断を受けてください。
まとめ
子どもが細菌性胃腸炎(食中毒)になってしまうと本人はもちろんですが、
見てる親も本当につらいものです。
少しでも、子どもの症状を和らげてあげたいですよね。
子どもの様子に目を配り、症状を見極めて対処してあげてください。
こちらの記事も合わせて読むとためになります。
⇒子どもの細菌性胃腸炎 どうやって防ぐ?気になる予防法をチェック!