妊娠糖尿病が赤ちゃんに与える影響とは?ストレスにも注意が必要
こんにちは。アヤママです。
今回は私が妊娠中にかかってしまった『妊娠糖尿病』についてお話ししたいと思います。
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もくじ
私が妊娠糖尿病と診断されるまでの経緯
妊娠前から標準より太り気味だった私。妊娠してから先生に体重増は5Kgまで!と厳しく言われていました。
その言葉を忠実に守り、食べすぎには注意していました。
妊娠30週の血液検査で血糖値が高いと指摘され、ブドウ糖負荷試験を実施しました。この検査で血糖値が異常に高く、妊娠糖尿病と診断されました。
私の在住する自治体では、通常30週での血糖値の値は血液検査対象ではなかったのですが、主治医が念のため行ってくれて発見する事が出来ました。
妊娠糖尿病と判定するには?
妊娠28週頃にスクリーニングが行われ血糖値の検査が行われます。
そもそも妊娠糖尿病って何?
妊娠糖尿病とは妊娠中に血糖値が高い状態が見つかった時に付けられる病名です。元々、糖尿病の方が妊娠された場合には『糖尿病合併妊婦』と呼ばれ、妊娠糖尿病とは分けられています。
どうして妊娠中に血糖値が高くなるの?
妊娠中は胎盤で血糖値が上がりやすくなるインスリン拮抗ホルモン等が作られます。妊娠中期以後にはインスリンが上手に作用できない状態になり、血糖値が上昇しやすくなります。
妊娠糖尿病と診断後の治療方法
妊娠糖尿病を発症してからはインスリンの自己注射の治療が始まりました。
インスリンの注射は胎盤を通過しないため、妊娠中の糖尿病治療に用いられます。
その他に自分で血糖値を管理する為に、血糖値の測定も決められた時間に行っていました。この血糖値の測定が結構面倒でした。
まずは食前に測り、食後2時間で再度測る。
職場でも測らなければいけないため、朝食後2時間でまずは血糖値の測定で更衣室へ行き、食前にはインスリン注射の為に再度更衣室へ行かなければいけません。
そして、昼食後2時間で再度血糖値測定の為に更衣室へ行きます。この繰り返しがとても面倒でした。幸い誰にも見られませんでしたが、見られていたらいちいち説明するのが面倒だったと思います。
測定した結果はノートに記載し、次回の診察時に内分泌の先生に提出します。
これが出産まで続きます。
外出する際もこの血糖値測定の機器とインスリン注射を持参しないといけないため、面倒でした。(もちろん外出先でも血糖値測定、インスリン注射をしなけばいけませんので、外食時はお店のトイレを使用するしかありません。衛生的には宜しくないですよね。もちろん注射前には消毒します。)
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胎児に与える影響は?
妊娠糖尿病になると胎児に一番影響するのが『胎児の巨大化』です。
なぜ胎児が巨大化してしまうのかというと、ブドウ糖は母体から胎児にそのまま与えられます。
胎児が必要とする以上にブドウ糖が与えられると胎児はインスリンを分泌する細胞を大きくしたり、数を増やしたりして余ったブドウ糖をせっせと脂肪に代謝して蓄えます。その結果、お腹の中で肥満児になってしまうのです。
胎児が巨大化してしまうと、自然分娩では分娩できなくなる為、帝王切開になる場合もあります。また、出産後赤ちゃんが低血糖を起こしたりする場合もあるため、お母さんの血糖値管理がいかに大切かわかりますね。
あとがき
妊娠糖尿病になってしまうと、出産後すぐに赤ちゃんは小児科医の下で血糖値等の検査を受けます。そのため、カンガルーケアは出来ません。これは少し残念でした。
妊娠糖尿病になってしまうと、自身だけではなく大事な赤ちゃんにも影響が出てしまいます。
また、血糖値はストレスによっても上昇する事がわかっています。・・・・・・妊娠してからも、主治医の了解があれば安定期以降はウォーキングやヨガ等、お母さんのストレス解消の為にも適度な運動は必要かもしれませんね。
私が妊娠糖尿病になってから思った事は、妊娠前からも暴飲、暴食は控える等、健康に気を使うのが一番だと言うことです。
私の経験が皆さんの参考になれば幸いです。
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